もう学校内に監視カメラを付ける時代が来たのかもしれない
こんにちは、鬱太郎です。今日は先日起きた生徒が教師に暴行した事件を私なりに考えてみたのでそれを記事にしたいと思います。
博多学園・博多高校で生徒が教師に暴行
つい先日、ある動画が拡散されました。生徒が教師に暴行を加えるという動画です。
動画
拡散された動画をYoutubeで見つけたのでこちらを(もしかしたら、削除されているかも)
ニュースサイトリンク
事件内容
――なぜ事件が起きてしまったのでしょうか
博多高校:入学時に授業で使用するiPadを購入してもらっているのですが、今回はiPadを使用しない授業中に当該生徒が機器を使用したということで教師が取り上げました。すると、生徒が激こうし、暴力をふるったという風に聞いています。
まだ正確な情報とは言えませんが、生徒が教師に取り上げられた端末を取り返そうとして暴力を振るったという事らしいです。動画の最初に生徒が教師のポケットをまさぐっている様子が見受けられると思います(決してホモじゃないよ!)。
この事件を見て感じた事
私はこの事件を見て誰が悪いとか何がいけないとかそういうことはあまり重要だと思っていません。動画とニュースを見た感じでは生徒が悪いとは思いますが。
この事件を見て、私が思ったことはやっぱり教師にいろいろと求め過ぎじゃないかなという事です。
- 体罰をしてはいけない
- 部活動を監督しなくてはいけない
- 授業を教えなくてはいけない
- いじめ問題を考えなくてはいけない
- 生徒を叱らなくてはいけない
ふと思いついただけでも、これだけあります。どうしろっていうんでしょうか?動画のように生徒に暴行されてもやり返したら、体罰になるんでしょうね…悲しくなってきます。
私は教室や廊下に監視カメラを設置する学校が出てくるべきだと思いました。もうあるのかもしれませんが、これから増えてきてほしいと思います。学校内に監視カメラがあることがその学校の一つのステータスになるべきだと思います。
1.教室に監視カメラを付ける
私は自分自身でこれが理想論であって、実現不可能であると思っています。設置・維持費用だけでも膨大なものとなるでしょう。仮にできるとしたら、国などの機関からの補助金がないと無理でしょう。
しかし、できないからこそできたらいいなと思ってしまうものです。
1-1.デメリット
デメリットは
- 費用の問題
- 場所の問題
- 容量の問題
などでしょうか?私の頭が未熟なのでこれくらいしか思いつきませんが、もっとあるかもしれません。デメリットよりもメリットの方が思い浮かんでしまいました。
1-1-1.費用の問題
監視カメラが一ついくらなのか調べてきました。大体1個1.5万から10万円以上かかるものまであるようです。
一つの教室に2万円として、学校にはどれくらいの教室があるでしょうか?2,30は軽く超えてしまうでしょう。これに廊下にも設置となると百万以上かかってしまう計算になります。これをポンと出せないでしょう。
(意外に安いとは言えなかった)
1-1-2.場所の問題
私の通ってた学校では、教室を更衣室代わりに使っていた時もあります。今はどうなっているのかは知らないですが。そういった学校では教室に監視カメラをつけてしまうと、代わりの更衣室を用意しなくてはいけないでしょう。
1-1-3.容量の問題
日々の授業等を記録しておくと、その録画容量は果てしないものになるでしょう。おそらく、古いデータから削除されていくと思います。しかし、問題が発覚してその内容を確かめようとしてもデータが消えていたら意味がありません。とすると、別の記憶領域を確保する必要があるでしょう。
1-2.メリット
メリットは
- いじめ対策になる
- 体罰対策になる
- 教師の評価がしやすい
- 授業風景を親が見れる
- ADHD等の病気の早期発見につながる
などが思い浮かびました。
1-2-1.いじめ対策
教室に監視カメラを付けることで、いじめを発見または抑止することができます。
どうせカメラのないところでいじめられると思う方もいるかもしれませんが、
カメラの前だけでも安全な場所があるのとないとでは大違いです。授業中はいじめを受けることがなくなるだけで、どれだけ救われることでしょう。
また、いじめの有無の認識等で保護者と教育員会との間でもめている報道をよく聞きます。監視カメラが設置されれば、公平に判断できます。クラスの担任の教師の負担も減るでしょう。
1-2-2.体罰対策
今度は逆に教師が生徒に体罰したかどうかを公平に判断できます。もし、今回の博多の事件のように、生徒から暴行やそれに準ずるものを受けていた場合に教師を守る記録となりうるでしょう。
1-2-3.教師の評価
授業風景を記録しておくことで、教師の評価がしやすいと思います。教師の評価が適切に行われれば、生徒の学力に応じて最適な教師を配置することも可能でしょう。
1-2-4.親が授業風景を見れる
私の学校では授業参観と3者面談等はセットになっていました。ですが、面談の方に来れる親でも時間的に授業参観には来られないといった方も多いです。授業風景を記録しておけば、そのような問題を解決できます。
また、モンペ対策にもなるでしょう。「子供がこんなことするはずない」や「私の子供が授業中に怠けるはずがない」など、自分の子供の行動を受け入れないモンスターペアレントのような方々に対しても動画を記録しておくには有効かと思います。
1-2-5.ADHD等の早期発見
私のようにクラスに溶け込めない人は何らかの問題を持っていることでしょう。それを小学校や中学校という若い時代に見つけることができるのはとても有益だと思います。
自分の子供がクラスに溶け込めてるか、授業に集中できているか等を親はなかなか知ることができないでしょう。教師がいろいろと説明しても、教師も人ですから厳しい意見は言いにくく伝わる情報に齟齬が生じてしまいます。
直接授業風景を見ることで、自分の子供の問題を自覚できることはとても大事だと思います。
私も中学生の頃に気づけばよかったなぁとつくづく思います。
個人的にいじめ問題よりもこっちの方が重要かなと思います。
1.3まとめ
監視カメラを教室に設置することは生徒を守るだけでなく、教師を守ることにもつながるでしょう。いじめや体罰などの煮え切らない問題は学校が閉鎖的であり、かつ公平な判断を下す材料が不足しているものだと思います。この問題に監視カメラの設置が一石を投じれればいいなぁと思います。
終わりに
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
自分の足りない頭を使って、いろいろと考えてみました。皆さんは監視カメラを教室に設置することは賛成ですか?反対ですか?現実的ではない問いですが、監視カメラが教室に設置されていれば自分の人生はどう変わっていたのかなと考えると熱くなってしまいます。
またね('ω')ノ